育児書について 1 (発達心理学)
0歳児の育児をしていていつも心配だったのは子どもがちゃんと成長しているのかだった。
母子手帳やた○ひよなどの雑誌やインターネットではそこまで細かく書いていないし、体調が悪いわけでもないのに頻繁に病院へ行くことも考えられない。
「○ヵ月になったら○○ができます」「○○ができるようになったら○○をさせてみましょう」と言われても、できなければ心配になるしできるのが早ければ、これが正しくできているということなのかとモヤモヤしていた。
そこで私は近所の図書館で行われる読み聞かせの会の後に本を調べてみることにした。
目を付けたのは育児書と呼ばれるものではなく、保育士さんや幼稚園教諭の方が学ぶひとつ『発達心理学』。
結果から言うとかなりモヤモヤはかなり解消された。
本が分かりやすかったのもあるかもしれない。
例えば、私はひどく目が悪いので遺伝していたらどうしようと思っていた。
出産後の退院時に聴力や視力の検査をしてもらっているが、それはどのようにやったのか。産後の私は聞いていたかもしれないが、頭になど残っていない。
本には0~1ヵ月頃は平面的に見えていて動くものは目で追えず、目前20-30センチほどの距離しか見えない、2ヵ月頃は人や手の動きを目で追えるようになる、3~4ヵ月頃は物を立体的に見えるようになってくるが陰影の重なりは認識できないが左右対称性が分かってくる、6ヵ月頃に物が動かなくても形が分かり、陰影の重なりが認識できてくる、などの記述がある。
知らないのか見えていないのかが分かってくるので、赤ちゃんが好むような図形(これも記述がある)で確かめたりできる。
喋り始める1歳頃の「ワンワン」。
これも娘に言われると私は「あ~いたねぇ。見つけたね」と返すだけだったが、実は子どもに語彙力がないだけで「ワンワン、可愛い」とか「ワンワン、怖い」、「ワンワンのところに行きたい」とかいろいろ言いたい、伝えたかったのかも知れないとか分かってくる。
それらが分かると次のステップで「ワンワンだね。ワンワン、どうしたの?」と問い掛けができる。答えは帰ってこなくても主語のあとに何か言えると言いたいことが伝わると分かるかもしれない。
私にとっては発達心理学も有用なものだった。
↓参考までに、私が読んだもの
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