あんこのブログ

ずぼら子育てやら語学の勉強やらゲームなどの趣味を気ままに

入院に必要だったものとあれば良かったもの

妊娠中は入院準備に何がいるのか全くわからなかったので、一人でも同じ思いをしないで済めばと思いまとめてみる。


■必要!

院内用スリッパ

カップつきタンクトップ(パッド外せないやつ)×3

産褥ショーツ×3

前開きのパジャマ×3

バスタオル×3

タオル×3

ナプキン夜用の大きめ×1パック

授乳服(退院時に着る)

新生児短肌着、ロンパース、おくるみ

洗面道具

お風呂道具

保湿クリーム

メガネ

スマホ

スマホ充電器

リップクリーム

テニスボール

ペットボトルをストローで飲めるキャップ

おしり拭きのフタ

保険証

母子手帳

財布


(備考)

パジャマなどは毎日洗濯して持ってきてもらうかコインランドリーを使う前提。



■あったら良かったもの

メモ

ペン

メデラクリーム(乳首吸いちぎられ用)

使い捨て母乳パッド

コンセントやUSBを使わない加湿器

箱ティッシュ

ポカリ1リットルボトル

水ペットボトル


(備考)

私の場合、著しく記憶力が低下したのでメモは必須だった。

あと、吸いにくいおっぱいだったのでメデラクリームが無いと痛みに泣きながら授乳だった。

部屋が乾燥しすぎててキツかったので(実弟が)おしゃれな紙の加湿器を買ってきてくれて助かった。

ペットボトルの飲み物は乾燥しすぎていたせいかずっと飲んでいた。





気になったことがおありでしたら、お気軽にどうぞ♪

私の経験上には限られてしまいますがお答えします!


#出産前 #出産準備 #入院準備

妊娠時の記録

思い出しつつ、まずは妊娠時の記録から。



■妊娠超初期

何か風邪っぽい?喉がイガイガなような、熱っぽいような…

妊娠検査薬で陽性が出て喜ぶ。

葉酸サプリを摂る。


■妊娠初期~安定期始め

絶賛つわり。酷すぎてサプリは摂れない。

一日は、

目が覚めたら吐き気

お腹空いたと分かって吐き気

ご飯食べて吐き気

歯磨きして吐き気

眠い

眠い

小腹が空くと吐き気

眠い

眠い

お腹空いて吐き気

食べて吐き気

お風呂で吐き気

眠い

起きてられないので就寝

こんな感じ。


ヨーグルト、梨、小さいおにぎり、じゃがいもを少量ずつしか食べられず。

8キロ減って、あと2キロ減量で入院を検討される。(もとがデブってるからで、普通は5キロくらいではないでしょうか?)


親知らずとガタガタの歯並びのせいで発熱と頭痛と吐き気がひどい。

安定期前は看るしかできず、安定期に入ってやっと虫歯の治療ができた。だましだましやって授乳完了後に抜歯するしかない。


情緒も不安定なので、唯一やってた買い物と料理すら夫に丸投げとなり泣いて謝る。

夫の「俺にできない子育てをがんばってるじゃん!何もしてないなんてことない!だから俺は俺ができることやればいいだけだよね。」はすごく助かったし忘れない。

職場もかなり手厚く配慮してくれて、バイトなのに急に時短やらお休みさせてもらっても嫌な顔ひとつされなかった。今も感謝しかない。


貧血もあるようで立っていると数分で視界が上から狭くなってくるので、立ち続けずに歩くかちょっとでも座るようにした。


産前産後ヨガという講座であぐらが安産に良いと聞き、とにかく座るときはあぐら!をし始める。


産院のパパママ学級に出る(一回)。


■妊娠安定期半ば~

次第につわりは落ち着いて、忘れていた「空腹感」を思い出してくる。

葉酸サプリを再開。


体力が衰えてはいるが、できる限りのやりたいと思いだす。

小学生の子ども達にも妊娠していることを伝えると、とんでもない勢いで守られ始める。

「赤ちゃんがいるから走らせちゃダメ!」

「上に乗っかったり、後ろから押したら赤ちゃん死んじゃうゃうよ!」

「走って先生にぶつかったら赤ちゃん死んじゃう!」

など、とても良い子ども達。

お腹を触るときも、触っていい?と優しく触って話しかけてくれる。

胎動があると子どもたちも大喜び。


後期には腰痛が出てきた。骨盤がズレてきているらしい。


あと、体力と筋力の低下を心配してくれた夫により、散歩で筋トレ(緩すぎるの)と体力つけるよう迷子にならないコースを設定してもらって週3位で歩いた。


このくらいの頃に産後必要になるものと入院グッズを揃え出す。


産院のパパママ学級に出る(二回)。


■正産期

仕事はこのひと月前に退職し、暇すぎて毎日ちょっとだけお手伝いにあがる。

予定日の一週間と少し前まで散歩とお手伝いの日々。

ラズベリーリーフティとあんこが安産に良い(お産の進行に良い)と聞き、カルディでお茶パックを買い、毎朝淹れて飲み始める。あんこはおはぎやらおしるこで摂取。


そして、予定日を8日後に控えたある日、事態は動き出した。

出産レポート2

日も昇る前の3時前、それは始まった。


生理痛みたいなのが始まった。

痛い…かなぁ?生理みたい。

一応陣痛アプリに入力しとこう♪


そんなのんきな感想も30分後には脂汗とふーふーと呼吸し耐える状態に、混乱へと変わる。


(痛みを呼吸でまぎらわせる)

(こんなのでスタッフさん呼び出して前駆陣痛だったら申し訳ない)

ひたすら耐えたものの、今までの生理痛を越える痛みに、大部屋なのに「ぐぅ!」とか「ぎぃぃ!」とか声が出そうで、まだ出産前の方が寝てらっしゃるかもなのに起こしてはいけないから廊下に転がしといてくれ、とナースコール。


すぐにスタッフさん来てくれて、様子見て救いの一言。

「NDR行きましょうか?ここでは気を使って落ち着かないでしょう?」


心のなかでは神!ありがとうございます!女神!!でしたが、「はひぃ」と返事してうなずくことしかできなかった。


スタッフさん(以降:ス)「歩けますか?」

私「たぶん…。いひぃ!早くは、歩けません」

ス「ゆっくりで大丈夫ですよ。荷物はもう一人のスタッフが持ってきますね」


女神。


ヨタヨタ歩いて入ると、痛みが引いたタイミングでお産着に着替えをした。

分娩台はまだ通常のベッドの形のまま。

横になり呼吸で痛みをまぎらわせる。


私「前駆陣痛で大騒ぎしてすみません」

ス「…たぶんこれ本陣痛だと思います」


なぬ!?


私「夫呼んだ方が良いですか?」

ス「心細かったらよいと思いますよ♪」

私「あとどのくらいで産まれますか?」

ス「早くてお昼頃、恐らく初産なので夕方頃ではないでしょうか」


心細い私は、明け方4時前だと言うのに夫に電話。しかし途中で陣痛の波が。


私「本陣痛だって。イテテ。ラズベリーリーフティー淹れてきてね」

夫「え?え?何?いつ産まれるの?もう?」

私「早くてお昼、遅くて…痛いぃぃぃい!!」ブツリ。


夫は寝ぼけながらも会話が成り立たない事と、声がヤバそうなことで用意をしてからきてくれた。


その時、既に子宮口4センチ。


それからは、いぎぃ!ひぎぃ!とふーふーの繰り返しで6センチ過ぎた辺りから「いきみたい」と思うようになる。

いきみたいというか、一週間以上ぶりに大便出したいような感覚。

いきみたい度に夫にテニスボールでお尻を押さえてもらう。


そしていきみ逃しの間にポカリを飲ませてもらう。百均のストローつきの蓋は最高に役立った。


ス「声を出さずに呼吸するといいですよ。息を止めずに、はい、すってぇぇ、はいてぇぇ」

これで本当に楽になるのだからすごい。

スタッフさんは的確だ。もう指示に完全に従おう。


つどつど、子宮口などの調子を見るために夫は部屋の外に出される。

その度に子宮口は1センチずつ開いていった。

私は、ここから開かないんだ、ここから12時間苦しむんだ、とずっと覚悟していた。


ところがさくさくといき、子宮口9センチの時、さすがに逃しではなくていきみたくて仕方なくなってしまった。


私「…もう、いきんでいいですか?」

ス「ダメでーす♡」


え?軽っ(笑)


しかし、次のチェックの後。

別途はついに分娩台の形に。


ス「子宮口10センチですね。いきんでいいですよ」

私「は、はひぃ。…うぅうううああああ!」


いきみも3回した位だろうか。


ス「次に合図したら胸元に手を持ってきてくださいね」


え?それって終わる頃やるやつ!どういうこと!?こんな早く終わらないでしょ?何?なんで?


ス「はい、いきんでー!」


あ、ヤバい。これで踏ん張ったら出口が切れる。でも、ここで怯んだらまた数時間戦うのかも。ここでやるしかない!!(この間たぶん1秒)


ふん!!!!

切れて血がたら~っという感覚。


ス「はい、胸元に手を置いてゆっくり吐いて~」


ずるりん、という感覚。

何か(へその緒)がブラブラと太ももに当たっている。

娘「おぎゃあああ!!」


赤ちゃん、泣いた…。

生きてる、無事だ。


その後、ちょっとした痛みと共に胎盤がずるりんと出てきた。

お産の進行が早すぎて間に合わなかったお医者さんが来て、切れたところを処置してくれた。


夫は、お医者さんの「すごい安産」というポツリと漏らした一言を聞き逃していなかった。

結局少しだけ縫ったが、裂けてはいなかった様子。


娘は何の問題もなく、生まれたてはザブングルの加藤さんの「悔しいです!」の顔だった(笑)


夫に一番にだっこさせてあげられて良かった。


これからハードな数ヵ月が始まるとは、私はアホすぎて知らなかった。